みたいものをみればいい。 みたくないものは、みなければいい。 すべて、じぶんでえらぶことができる。 かたよっていて、それでいい。
ことばも、かんじかたも。 こうどうも、なにをしんじるかも。 みんな、ひとそれぞれ。 ちがっていて、それぞれで、いい。
失ってからきづくこともあるけれど。 ありがたさを忘れてしまうこともあるけれど。 きづいたときにかんしゃすればいい。 ひとは、わすれてしまういきものだから。
あおぞらのしたをあるけること。 おもいっきりくうきをすえること。 すべてが、しあわせ。 すぐそばに、いままでも、あったんだ。
いらいらしたり、くよくよしたり。 こうげきてきなきもちがうかんできたり。 だれにだってある、しぜんなきもち。 むりになくさず、みつめていたら、いい。
いきたかったところにいけた。 ずっとほしかったものがてにはいった。 そんなとくべつなことがなくたって。 きっとまいにち、さいこうのひ。
てんき、びょうき、たにん。 それから、じぶんのこどもも。 すべて、おもいどおりにならないもの。 おもいわずらわないのが、いい。
かおも、せいかくも、みんなちがう。 おなじひとは、いない。 それはきっと、やくわりがちがうから。 みんな、だいじなやくわりをになっている。
まちがえたなら。 しょうじきにあやまろう。 おこられたって、だいじょうぶ。 だれだって、まちがえるのだから。
もたなければ、らくになれる。 もとめなければ、もっとらくになれる。 もっともっと、らくになればいい。 そうすれば、もうじゅうぶんだったってきづくから。
これ「で」いい。 これ「が」いい。 こんなじぶん「で」いい。 こんなじぶん「が」いい。
くらやみにうかぶ、ほしたち。 でも、みえていないほしもある。 みえていなくても、ちゃんと、ある。 だれからもみえなくても、かがやいている。
いいかたひとつで、せかいがかわる。 まわりも、じぶんも。 はじめはちいさなせかいでも。 そのうちきっとひろがっていく。
いろんなひとがいる。 いろんなじょうほうがある。 だれを、なにを、しんじるのか。 じぶんのこたえをしんじたい。
はなれていても、あえなくても。 そのひとをおもい、こころがあったかくなるのなら。 それはきっと、つながっているしるし。 こころのなかで、そっと。
いつ、どこで、どうなるのか。 さきがみえないとふあんになるけれど。 それはいつでも、だれでも、おなじだから。 こわがりすぎなくて、だいじょうぶ。
じかん、おかね、こころ。 よゆうがないとおもうと、ささくれだつ。 あるとおもえば、よゆうもできる。 せっかくなら、よいスパイラルを。
どんなきもちですごすのか。 それは、じぶんできめられる。 きめるのかどうかも、じぶんできめられる。 わざわざむしかえさなくてもいい。
だれにだって、なににだって。 おもてがあればうらがある。 どちらかしかみていないこともある。 どちらをみるかは、じぶんしだい。
ただ、生きていてくれるだけで。 ただ、そばにいてくれるだけで。 それだけで、ほんとうは、ぜいたくなこと。 ありがたいこと。
じぶんのことばやこうどうは。 おもてにだすと、じぶんのてをはなれる。 そして、いつかじぶんにかえってくる。 みらいのじぶんをおもうことも、ひつよう。
ゆっくりあるく。 ゆっくり字をかく。 焦っても焦らなくても、あまりかわらない。 ゆっくりやれば気持ちもおちつく。
じぶんを、あいてを。 そのままでいいんだということを。 ほかのだれかとくらべるひつようはない。 しんじていれば、それでいい。
あさのかぜがすずしくなった。 とてもきもちがいい。 きせつはすすむ。 いったりきたりしながら、でもかくじつに。
いま、うまくいかないことがあっても。 かたちをかえていつか、かなう。 すべてはつながっているから。 ひつようなときに、かならず。
目のまえのこどもを、だきしめる。 あたたかいきもちになれる。 そのとききっと、じぶんもだきしめている。 そうしてほしかった、こどもの頃のじぶんも。
そのいかりのもとはなにか。 ふあん、あせり、かなしさ、くやしさ。 そのもとにたどりついたなら。 いつかかならずてばなせる。
いつからでも、なんさいでも。 おそいことなんてない。 きづいたときがはじめるとき。 ひつようなのは、ゆうきだけ。
じぶんいがいは、みんなたにん。 かぞくだって、たにん。 たにんは、おもいどおりにはできない。 おもいどおりにできるのは、じぶんだけ。
かこのことをおもいだしてはらがたったり。 そんなのむだだとおちつかせてみたり。 こころはゆれる。 ゆれるのが、こころ。